ウェルネスプランかこがわ(第2次健康増進計画・第2次食育推進計画)
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68 6 施策の展開 【1】生活習慣病 平成20年度(2008年度)よりメタボリックシンドローム*に重点をおいた特定健康診査*・特定保健指導*が実施されています。今後さらに特定健康診査受診率、特定保健指導実施率を高めるため、平成30年度(2018年度)から第3期特定健康診査等実施計画により制度の運用が変更されます。そのため、スムーズな事業の運営ができるよう体制を整備するとともに、医師会や特定健康診査及び特定保健指導委託機関と連携を強化していく必要があります。 加古川市特定健康診査受診者のうち、糖尿病又は糖尿病のリスクのある者(HbA1c[NGSP値]*が5.6%以上の者)の割合が8割以上となっており、県下でも多い状態となっています。そのため、糖尿病の発症予防及び重症化予防に重点的に取り組む必要があります。 また、疾病の治療中の人がさらに悪化しないよう、医師と協力した対策を実施します。 がん検診の受診率向上を図るために、受診勧奨を充実させるとともに、がん予防のための知識の普及啓発を実施していくとともに、受けやすい体制づくり等がん対策の充実を図ります。 <取り組みの方向> 生活習慣病*の発症予防と重症化予防を目指します。 <目標> (1)健(検)診*を積極的に受ける人を増やします。 (2)疾病の重症化予防に向けて適切に行動できる人を増やします。 <目標実現に向けた取り組み> ●個人の取り組み● 乳幼児期* (0~5歳) 学童期* (6~12歳) 思春期* (13~19歳) ・規則正しい生活習慣を身につけます。 ・自分のからだ、健康に関心を持ち、健康的なからだづくりに関する知識を身につけます。 ・家族や友人などと、健康について話す機会を持ちます。 ・やせすぎ、太りすぎに気をつけ、適正体重*を維持します。 青年期* (20~39歳) ・生活習慣病*予防についての正しい知識を身につけます。 ・自分のからだ、健康に関心を持ち、健康的なからだづくりに取り組みます。 ・やせすぎ、太りすぎに気をつけ、適正体重*を維持します。 ・定期的に健(検)診*を受け、自分のからだの状態を知る機会をつくります。

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